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ハゲタカ日記06
from 2020/06/01〜06/30

真山 仁

真山仁が日頃、ニュースを読んで考えたり、取材先や日々の生活での気付を、不定期にアップしているTwitterの内容を採録します。
https://twitter.com/jinmayama

2020年6月1日
いよいよ正念場の6月が始まった。今月が、今年後半の日本社会の生活様式を左右しそう。事務所が都内の住宅街にある。雨の影響もあるだろうが、近所の公園から人影が消えて寂しさが漂う。気がつかない間に、非日常が日常となっていた証拠だろうか。いずれにしても、気を緩めずに。(午後2:28)


2020年6月4日
【備忘録】じわじわなし崩しにして「やめていいんじゃないの?」というムードを演出するという作戦の始まりか。少し前には、「来年は完全な形で東京五輪実施!」と高らかに宣言していた総理の言葉の信用度は、落ちる一方だな。政府、東京五輪運営の簡素化検討 | 2020/6/4 - 共同通信
https://this.kiji.is/641107475265209441?c=113147194022725109
(午後4:54)


2020年6月19日
私の沖縄の貧困問題の最強ブレインであり、連載中の小説『墜落』でもお世話になっている沖縄大学の准教授・樋口耕太郎さんが、新書を刊行されました。他の沖縄貧困本とは一線を画した斬新かつディープな視点は、必読!私も、しっかり読んで、感想もお伝えします。
https://www.amazon.co.jp/dp/4334044794/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_MJb.Eb4EJ6BXB
(午後2:28)

【備忘録】安倍総理は、アベノミクスでも、アベノマスクでもなく、「責任は感じるけど、責任は一切取らない」総理大臣だったと名を残すことになりそう。「責任」や「遺憾」という言葉が、この方が話す度に軽くなる。=河井夫妻逮捕 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200618-OYT1T50267/
(午後2:31)


2020年6月22日
昨夜、3ヶ月ぶりに東京の事務所から、関西の自宅へ。新幹線は日曜日の割りには、乗客がコロナ以前より多い印象。県外移動が解禁になった影響もあるのだろうか。 それに比べると在来線は、東京同様、まだまだ客は少ない。(午後0:25)

「自粛警察」についての考えを述べて欲しいというメディアからの依頼が続いている。朝日新聞で連載している「Perspective : 視線」で書いた影響だ。なかなか難しい問題。突き詰めていくと、誰も責任を取りたくない日本社会の素顔の片鱗のような気もする。それと政治家の腹のくくり方の甘さかな。(午後0:29)

休業補償をしない自粛要請に問題があるというが、だから、「自粛要請」しかできないのだろう。総理も知事も市長も「私はあなた方が大切だから、法律はないけど、外出を禁止します。破ったら逮捕します!」と宣言すれば、自粛警察は生まれない。無論、その為政者は、社会から叩かれ、大抵は選挙で負ける(午後0:31)

久しぶりの大阪。在来線も、それなりに乗客いるし、大阪駅は、平日の昼下がりの平均よりやや少なめ。東京よりは、日常戻りつつあるのかなあ。あるいは、先入観か?(午後2:34)


2020年6月24日
来年、東日本大震災から10年を迎えるに当たって、暫く休んでいた連作短編集『そして、星の輝く夜がくる』=「星くる」=第三弾を連載することを決めた。今日は、そのロケハンで、神戸の街を歩く。(午後1:36)

梅雨なのに、今週、神戸はずっと晴天。日蔭は、やや涼しいが、日差しの下は、汗が止まらない。今年は、空梅雨&酷暑だと、ステイホームしていた身には、辛い夏だと。(午後1:39)

『星くる』の第三弾を決めたのは、1月。新型コロナ騒動は、予兆程度だった。だが、震災をどう考えるかというタイミングで、この非常事態が絡んだのは、宿命なのか。(午後1:44)

まずは、ハット神戸の人と未来防災センター。コロナの影響で長らく休館していたのが、ようやく開館した。ただ、被災者の証言をチェックできたり、様々な記録にアクセスできるタッチパネルや体験コーナーなどは、まだ休止中。(午後3:00)

センターでは、最初に必ず、震災直後の再現ビデオと復興の歩みのビデオを見せられる。再現ビデオの方は、かなりショッキング。でも、震災を知らない人が多くなると、必要なのか。じっくり考えてみよう。(午後3:02)

港町神戸の被災の記憶のために設けられたメリケンパークの神戸港震災メモリアルパークへ。恥ずかしながら、初訪問。街灯が大きく傾いてて、なんとか地面に踏みとどまったよう。その間の波止場がえぐられるように陥没している。復興したパークとのコントラストに遺構の意味を感じてしまう。(午後4:08)

神戸港震災メモリアルパーク。(午後4:29)

遊園地のマリーナ像。震災時に像が倒れ、時計が、5時46分で止まった。(午後4:53 )

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