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ハゲタカ日記08
from 2020/08/16〜08/31

真山 仁

真山仁が日頃、ニュースを読んで考えたり、取材先や日々の生活での気付を、不定期にアップしているTwitterの内容を採録します。
https://twitter.com/jinmayama

2020年8月16日
AWOL=職務放棄、敵前逃亡!か。海外メディアにそこまで言われるのは、情けないことだな。(午後3:47)
=「職務放棄」の安倍首相に海外メディアがキツイ一発! ドヤ顔で自慢した「日本モデル」は何だったの?
https://www.j-cast.com/kaisha/2020/08/14392092.html

「健康問題が取り沙汰されたら政治家は終わり」というのが、永田町の常識だとか。安倍総理の盟友であるこの人物は、それを分かって発言されているのだろうか……。(午後3:52)
=甘利氏、首相の疲労蓄積を心配 「数日でも強制的に休ませなければ」:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200816/k00/00m/010/089000c

正論ではあるけど、じゃあ、総理や政治家に何をさせるのかを、事実を提示して、訴えるのがメディアではないかと思うのだが。多くの国民は「批判はもういいよ。現実的な提案してよ」と思っているはずだ。列挙された問題の現在位置、停滞している理由を、検証する時では。(午後3:57)
=首相、今が「給料分の仕事」するとき 失われた神通力:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASN8H5QYXN88ULZU00Z.html


2020年8月18日
一見、とても素晴らしいことをおっしゃっているように聞こえる。だが、現実には今も日本で原発は稼働しているわけで、だとすれば、日本は中国やロシアと同じになる。そもそも欧米でも原発は動いている。それを、どう説明されるのだろうか。(午後8:16)
=「2度原発事故をやったら終わり」 小泉環境相:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASN7Z536KN7ZULBJ005.html

また、福島から汚染土を運び出すとおっしゃるが、じゃあ、どこに? 日本のどこか? あるいは、海外? 福島のためなら、そこに運ぶのは良い? 一議員ではなく、環境大臣としての発言としては不用意で責任を感じない。大臣の重みを実感していない証拠なんだろうな。(午後8:16)

取材を兼ねて久しぶりの神戸。新幹線は、相変わらず空いていた。特にホームに人が少ない。ホームが密だからか。待合室も人は、2、3人。本当の意味での自由に移動できる日は、まだまだ先のような気がする。(午後8:42)

それに比べると、JR神戸線は、想像以上に客は多い。どんどん地域がブロック化していくのかも。地域経済は、生きるためにリスク承知で動いている。(午後8:45)


2020年8月19日
少し、騒動から時間が経過したが、良い検証だと思う。経緯を見ていると、コロナの政治利用の典型が浮かび上がる。この方も、公私の区別が曖昧で、自らが発する言葉の重さに疎いのだろうな。(午後0:56)
=異例ずくめ、うがい薬会見への道程 前夜も調整バタバタ:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASN8L6KS8N8CPTIL044.html

できたら、明日は吉村知事の大反論を読みたいものだ。あるいは、「でも、このうがい薬、効いたよ」という声もあるともっと面白い。コロナ対策には正解がない。だから、今起きていることを、メディアはしっかり記録し、検証して欲しい。(午後0:56)


2020年8月21日
コロナ禍における、「日本買い」の端緒とならないことを。(午後1:53)
=日本ペイントHD、ウットラムが買収へ 1.3兆円 :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62884980R20C20A8MM0000/


2020年8月22日
口ばかりの「財政再建」で真剣に実行せず、ただ、日銀に国債でも、株でも社債でも買わせたツケを払うのは、国民。その上、社会のマネーが増えれば、国民が持つお金の価値が下がっていく。(午後2:20)
=進む財政・金融一体化の危うさ 金利の消滅で死んだ市場:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASN8P3Q9XN8CULFA023.html

まさかに備えて政策立案をし(立案に考える意味もあるので)なければならない政権の無能ぶりが、コロナ禍でどんどん顕在化していく。(午後2:20)


2020年8月23日
首相在任期間が、佐藤栄作氏に並ぶ最長記録を樹立する一方で、メディアでは、安倍政権凋落の報道が止まらない。アベノミクスの無駄金は、コロナが全て吹き飛ばし、挙げ句が総理の健康不安のニュースが、あらゆるメディアで飛び交う。(午後3:20)
=水泡に帰すアベノミクス コロナ禍打撃、経済縮小―再生へ構造改革急務:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082200352&g=eco

結果として歴史は、最長在任記録より多くの不名誉な形容詞を現総理に与えそうだ。(午後3:21)

先週金曜日、カトリックたかとり教会の掲示板。(午後3:23)

『そして、星の輝く夜がくる』で描いた東日本大震災と阪神淡路大震災を結ぶ小説の第3弾の取材で、先週金曜日、鷹取から新開地までを歩く。写真は、25年前の阪神淡路大震災の時の火災を伝える写真。教会入口の掲示板に展示されている。この大惨事に、写真を撮る冷静さを持っていた人に驚き。(午後3:25)

25年前の震災の爪痕を、神戸で探すのは難しい。それでも、震災時に何度も報道された場所を巡り、そこで暮らし働く人に話を聞くことで、じわじわと想像力と創造力が湧き上がるのを待つ作業を続けたい。(午後3:27)


2020年8月31日
「安倍総理は、今回は政権を放り投げなかった」と評価しているメディアもあるが、重要な政治判断ができないから辞任すると言った以上、翌日から新しい態勢で、政策が動く仕組みを用意するのが、最低限の義務だったはず。それこそが、コロナ禍という異常事態の最中に辞任する総理の最低限の責任だろう。(午前6:49)

後継総理を指名せよという意味ではなく、病で判断ができない以上、自身は即刻身を引き、危機管理として政府が一秒たりとも止まらない手立てを打てという意味だ。最後まで「責任は痛感」しても、責任ある行動が取れなかった以上、やはり「放り投げ」としか、言いようがない。(午前6:50)

絶妙に皮肉を織り交ぜながら、偏見に陥らず、事実の裏付けのなかで安倍晋三という総理を総括している。 多くの人に読んで欲しいと思った。これは、悪口ではなく、今後の総理のあり方を考える一つの指標になると思う。(午後3:17)
=「あなたが残した分断と政策行き詰まりに苦しむのは私たちです」安倍首相への手紙 -毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200829/k00/00m/010/164000c

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